理容組合緑支部主催
第14回・扇川清掃ボランティア
ご参加ご協力ありがとうございました!

扇川は、筆者が夜、日々健康のためのウォーキングをするコース。
道ゆく欄干には、みんなで括った幾つもの「川そうじ」のポスターが。
そこには、このホームページでも告知したのと同様に
一般のかたの本番3日前からの自主参加を募るため
一時集積場所を設置するお知らせも書きました。
前日の夜。
いつものようにウォーキングしていた私は
人知れず、暗いなか、路傍のごみを拾うかたを見ました。
大掛かりで賑やかな「当日」の前には、こういうかたがいらっしゃる。
それは、決して忘れてはいけないこと。
当日は見事に晴れ。
朝から午前中いっぱい、堤防道路のごみ、
崖っぷちのごみだけではなく
何人もが長靴を履いて川に入り、川底のごみを上げる。

ちいさなペットボトルや缶のたったひとつでも、
そこにあると知るや、生い茂る草木をもかきわけてゆく。
やっぱり、いい意味で、職人の集団なんですねえ。
「まあええがね、こんなもんで」ができない。

「ふだん、使い道なんてあらせんがね」と言いながら
この日のためだけに長靴を新調した中堅の仲間も。
トラックで川沿いを何度も何度も巡回して
川の水を吸い込んでしっかり重くなったごみを
どろどろになりながら荷台に乗せ走る若手の仲間も。
初めて今年でもう14年目。
ずいぶん、きれいになりました。
今では市内2番目にきれいな川だそうです。
それでも川底からは、たとえば自転車15台、バイク1台。

いまだ絶えない、こころない廃棄物。
みなさん、扇川を渡るときは、どうか忘れないでください。
処分に困って棄てた誰かのごみを
ずぶぬれになりながら、擦り傷をつくりながら
我もかえりみず、足元の悪いなか引き上げるひとがいることを。
みなさん、扇川を渡るときは、どうか忘れないでください。
誰も見ていないところで棄てるのは簡単だけど
誰も見ていないところでそれを拾ってくれる誰かもいることを。

pics: Y.KAWAGUCHI
words: T.OGISO